2011年1月20日木曜日

空き家改装し、商店街に手作りギャラリー/横須賀

 横須賀市上町2丁目の上町銀座商店街にこのほど、こぢんまりとしたギャラリーが誕生した。その名も「うわまちギャラリー」。商店街のにぎわいに一役買えればと、かつての化粧品店を息子兄弟が改装した。同窓生も協力し、17日まで招待作家展を開催している。

 オーナーは元市職員の小高靖男さん(66)と映像?音響設備会社代表の小高竹夫さん(63)。建物は化粧品店を営んでいた両親が生活していたが、2年前に母親が亡くなってからは空き家になっていた。

 シャッターが閉まったままの状態が続き、商店街関係者から「何とか開けてもらえないか」と要望も。竹夫さんが通っていた市立不入斗中学校の同窓生である市村俊夫さん(63)や大貫三江子さんが美術活動をしていることから協力を仰ぎ、ギャラリーを開くことになった。

 広さ約15平方メートルのギャラリーは手作りで壁などをこしらえ、和式の天井はそのままでレトロな雰囲気を残している。オープンの1月24日から1週間は、大貫さんの押し花展を開いた。

 竹夫さんは「人通りの多い場所なので、フリーの客も入ってもらえる。地元の美術愛好者の身近な発表の場として利用してほしい」と話している。

 招待作品展は、横須賀市在住者を中心にした5人が出品。大貫さんの押し花画2点、市村さんの水墨画1点を含む計12点を展示している。

 問い合わせは、小高靖男さん方電話046(843)0691。

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引用元:SEO対策 | 盛岡市

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